masmako Slade
2009年01月26日
11:50
シムのオーナーはリンデンの定めたBIG6に違反しない限り、そのシム内でのルールを自由に定める事が出来ますし、そのシムに入れる人を制限したり、個別に入れない人を設定(BAN)したりする事も出来ます。そして、それが出来るのは適えたい夢、実行したい何かがあってシムオーナーとなった人の当然の権利だと思います。
もし、何らかの理由で特定のシムに入れなくなったりした時には、そのシムオーナーと話してみて何が原因なのかの確認(名前を一文字間違えて対象外の人物をBANしていたみたいな、ちょっとした間違いの可能性もありますしね)をし、媚びたりする必要は無いでしょうが、直せることなら直してBANを解いてもらう。直すのが不可能な事や、相手の主張に納得出来ないのであればシムに行かないというのがお互いの為には最善の選択だと思います。
BAN出来るのはシムオーナーだけとは限りません。例えばシムの所有管理がグループになっていて、土地管理の権限をグループの誰かに与えている時です。大人数が集まるような活気のあるシム、大きなプロジェクトを動しているようなシムであれば、そのシムのBAN管理の権限をグループに任せているようなケースもあるでしょう。それはシムの運営には必須な事かもしれませんが、BANの権限を与えた人達によっては、シムオーナーの望まない方向にシムの発展を持っていかれるようなケースも出てくると思います。
そういうシムでシムオーナー以外からBANされた、シム管理を任せられているアドミンが恣意的な運用をしていると思ったなら、それに抗議するのも有りだと思います。
例えば…C:SI(刀剣術をテーマとするSL内のコンバットゲームのひとつ)では最大規模の試合場を擁しているMeijiシムのケース。
ここ数ヶ月の間にBANされたのは同ゲームに長く関わっていて各種論文や戦術教科書などを執筆公開、同ゲームの為の施設を管理、組織を運営するなど多くの活動に関わっている人達が大半でした。彼らは前任者達がシムの管理を行っていた時とはあまりに違う…正直、恣意的過ぎると思う現管理者達のBAN基準でC:SI関係では最大規模のシムからBANされていきました。
シムオーナーにBANされたのであれば、そのシムに行かないという選択肢もありますが、BANしたのがオーナーから管理を任されているアドミン。そのBAN基準がシムオーナーの考えるだろうモノとは異なるだろう…そして、今のシムの状態がオーナーの望まない方向であると思うのであれば、それに抗議する組織を作ってオーナーに対して行動するのもありだと思います。
実際、シムからBANされた人達の一部は恣意的な運用をするアドミンに抗議するグループを作っていました。
Group: ~*~ Free Meiji ~*~
Charter: Let's all work together to make SL and Meiji fun again and make an end to dictatorship and banning people.
74 people banned now... Are YOU next?
そして、先日、Meijiシムは以前のような状態に戻りました(BANされた人達のBANも解除されました)。
今回のケースは市民運動の歴史を持ち、個人の権利に敏感な欧米圏のユーザーによって行われた運動であるので、世界各国多民族出身のユーザーが活動するSL内では事例にはなり難いかもしれませんが。。。